臨床心理士ユニオンより、9月1週目に東京公立学校スクールカウンセラーの皆様あてにアンケートを送付させていただきました。
アンケートの内容は、私たちスクールカウンセラーの働き方や勤務実態についてです。
私たちスクールカウンセラーは、学校の中で教職員や学外の機関と連携を図りながら、複雑な心の問題に対応しています。
様々な立場の人々をつなぎ、良い変化をもたらすべく専門的な技術をもって対応をしていますが、関係性を扱うという意味で常に細やかな気づかいや配慮を求められる仕事でもあります。
どの領域の心理臨床であっても、質の良い臨床を提供するには、まず私たちが所属する組織で安心して働けていること、雇用や契約についての不安が少ないことが重要と感じています。
これまでスクールカウンセリングの技術の向上や、専門家としての成長のための調査・研究・研修は沢山ありました。
しかし、私たちがそもそも労働者としてこのスクールカウンセラー事業にどのように関わり、何を感じているのかを知ることは少なかったのではないでしょうか。
私たちスクールカウンセラーは専門家であり、同時に生活を営む個人でもあります。
私たちが安心して働き、技術を向上させながら学校現場に良い臨床を安定して提供できるようになるために、私たちの働き方についても考える必要があるのではないでしょうか。
まずは今、現場で働くスクールカウンセラーが何を感じているのかを知ることから始めたいと思い、アンケートを送付しました。
質問の量が多く、また回答しにくい部分もあるかと思いますが、ご協力いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
臨床心理士ユニオン
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